しげる君のイギリス通信 No.2

<現在イギリス留学中の友人しげる君から送られてくるレポートを掲載しています>

1998年8月20日付

ロンドンの天気ははやり寒い。来た当初は東京よりも暑いくらいで汗だくであったが、ここ数日は涼しい、と言うか、朝などははっきり言って寒い。「冬」が思いやられる(サマースクールで一緒のパキスタン人は「ロンドンの冬はunfriendlyだ」と言っていた)。

さて、17日からようやく学校(サマースクール)が始まったわけだが、案の定、日本人学校状態である。10人くらいずつのクラスに別れて授業を受けるのだが、私のクラスは9人中7人が日本人で、そのうちの3人が●●庁からの留学生である。講師が言うには、「分けた方がいいが、レベルと専攻分野で分けるとこうなる」ということらしいが。ちなみに、あとの2人は台湾の国会議員の娘だとかいうちょっとsnobなモンチッチ(いつも森永ミルクキャラメルを持ち歩いているのがちょっとナゾ)と、ニュージーランドに渡って会社を起こし成功したので、息子に任せて神学校に来たという牧師兼会社経営の54歳の韓国人のおじさんである。

コース内容は、まあ普通という感じ。日本の語学学校でも院生を相手に朝から晩まで1か月となると似たようなカリキュラムになるだろう。ただ、論文の書き方を学ぶために3冊の本を読み2500語のエッセイを書くというのは考えようによっては結構シビアかも。

ところで、外国生活というと当面はやはり学問より「生活」の方が重大関心事である。買い物については、近所にいいスーパーを発見したので概ね問題はないが、さまざまな日用品があふれかえっているわりには、なぜかメモ帳がなかなか売ってないなど、ちょっとしたところで「やっぱり外国なんだな」と思わされることがある。

ちなみに、懸案だったプリンタ問題は、今日ついに解決した。LEXMARKというフランスの会社注)のインクジェットプリンタで、89.99ポンド(約22000円)だった。日本でも売ってるが、240Vタイプなので、来年後輩にでも託して置いてくるしかないだろう。

食事の方は、はっきり言って問題である。当初はまあいいと思ったが、続くと辛い。味がない、油っぽい、米はパサパサ&パスタはグニャグニャというのが基本である。おいしいのは外国料理とサラダ(自分でドレッシングをかける)だけというのが正直なところだろうか。息抜きに非イギリス料理を食べないと本当に食欲がなくなってしまう(ちなみに先週は、中華とイタリア料理店、今週は大使館に出向中の元上司の家で手巻き寿司パーティーというガス抜きを実施)。あと、もう一つコメントするとすると、「水」でしょう。こちらの水はご存知のとおり硬水でミネラル分が多いため、骨粗鬆症などにはいいかもしらんが(腎臓結石とかには悪そう)、その他の点ではあまりいいとは思えない。まず、第1にお腹がゆるめになる。それからお茶がまずくなる。特に緑茶は絶対濃く出せない。薄い(せっかく持ってきたのに)。しかも、紅茶も緑茶もちょっと置いておくとまっ黒になってしまい、不気味。硬水の弊害は飲用にとどまらない。そう、洗剤が溶けないのである。初めて洗濯したときは、脱水が終わった洗濯物に、なぜか洗剤の粒粒が着いていてすすぎ直す羽目になっってしまった。こちらの洗剤のDirectionには「硬水では効きが悪いので多めに」というようなことが書いてあるが、原住民はいったいどうしてるのだろう?

と、何だかんだと愚痴っぽくなってしまったが、全体としてみるとロンドン暮らしは快適である(学生生活だからかな?)。読者諸兄(姉)●●●●●●●●もJapanese
Late Summerを楽しんでくれたまえ。

注)LEXMARKはフランスの会社ではないかもしれないので訂正しておいてくれとしげる君より後日連絡が入った。うーん細かい。

Kazu について

西暦1970年生まれのKazu
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