「人は自分の話をするのが大好きで、他人の話を聞くのはさほど好きでないもの。話を聞いて欲しければまず相手の話を聞くべし。」
よく目にする教えですが実際その通りだと思います。そして口頭でなくブログでもまた、同じなのではと思います。
ブログ運営者は、今日こんなことがあったとか、こんな風に思うとか、いつもこうしている、とか自分のことを書くのが大好きなのに対し、他人のブログを読むのは、基本的にさほど好きではないのではないでしょうか?もちろん例外的に是非とも読みたいサイトはあるのでしょうが。
個人情報発信が普及して、インターネット界における「書き手」比率が高まると、読んでもらえる満足感を得ることが、だんだん難しくなっていってしまいます。私は思いました:
1つ記事を投稿したら、他人のブログに1つはコメント入れよう!
良き読み手となり、良き読まれ手となろう!
もっともブログもブレークしすぎると疲れるようですが:ブロガーに蔓延する「燃え尽き症候群」。
さて、通信環境が良くなり、また、ブログやRSSリーダ等が発達してきて、メールマガジンの将来が心配されます。かつて、インターネットにおける情報発信で一番容易だったのはメールマガジン(メルマガ)の発行だったのではないかと思います。でも皆さん今、メルマガ、発行していますか?とっていますか?読んでいますか?
私は家内が自分のウェブサイトを持ち始めたころ、ウェブサイト単独でなく、オークションやメルマガとも関連させて、ウェブサイト・オークション・メールマガジン、三位一体で発展させると良い、とアドバイスしたものです。しかし、メルマガ衰退の兆しでしょうか?これまで我が家のメルマガの配信に利用していた@niftyのMackyという配信スタンドはサービス終了となってしまいました。
でもメルマガに強気の(!?)サイバーエージェント社は新たなメールマガジンスタンド「RanSta(ランスタ)」を7月5日から開始し、そこでMackyで発行されたメルマガは引き続き発行できることになるようなので、続けていきたいと計画しています。
このRanSta(ランスタ)にはいくつかの特徴があるようです。その中で、バックナンバーにコメントやトラックバックができるあたり、ブログ的要素を感じます。今後の発展に期待しております。
ちなみに、サイバーエージェント社は「melma!(メルマ)」という大きなメールマガジン配信スタンドを既に所有しており、サイバーエージェント社の藤田社長のメルマガがありました(あまり発行していないなあ)。藤田社長はそのブログの方がおそらく有名ですね(かつより熱心に取り組んでいると思われる)。