日本語の作文技術

化学実験をする研究室から現在の特許グループへ異動して、日本語の文章を書く機会が増えました。

特許出願明細書や、出願審査時の拒絶理由通知へのコメント、社内外関係者への電子メールやFAX等、毎日ある程度の量の文章を書いています。

そういった中で、読み手にわかりやすい文章を書くことは自然にできることではなく、その点を意識して学習と訓練を行うことが必要だということを認識しました。

「何を当たり前のことを・・・」と思われるかもしれませんが、私は30代半ばに至る現在まで、日本語の作文技術や文章作法について考えたことが全くありませんでした。

簡潔で誤解を生じさせない文章の作成力が特に求められる、知的財産や法務関係の実務家は、日本語の作文技術についてある程度意識して学んでいるのだと思います。

先日、特許出願明細書作成研修において「日本語の作文技術」(本多勝一著)という本を紹介されたので、早速購入して読みました。記載されていた作文技術のポイントを忘れないように以下に記します。

1.修飾語の語順
(1)節を先に、句をあとに。
(2)長い修飾語ほど先に、短いほどあとに。

2.読点のうちかた
(1)長い修飾語が二つ以上あるとき、その境界にテンをうつ
(2)修飾語順が逆順の場合にテンをうつ
(3)必要なところ以外にはうたない

3.その他
(1)漢字にすべきかカナにすべきかは視覚的なわかりやすさによる。(漢字とカナの併用は、単語と単語の境界を視覚的にわかりやすくする役割を果たしている。)
(2)ひとつの文(または節)の中ではハを二つまでにする。(なお、先に題目をあらわす係助詞「ハ」、後に対照の係助詞「ハ」とするのがより良い。)

以上

新装版 日本語の作文技術

母国語である日本語の作文よりも英語の勉強に時間をかけてきたためか、私の書く日本語文章は、時に英文法の影響を受けているように思えます。本書を読んで認識しました。

Kazu について

西暦1970年生まれのKazu
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