引越に伴って実家においてある荷物を処分していたら、大学の1年か2年頃に(20年以上前です)受けた英作文の授業メモ(を更に後で復習に編集したメモ)が出てきたので一部を紹介します。講師はW.Gさんという、たしかイギリス人の男性の先生でした。比較的少人数のクラスで、欠席に(遅刻も?)厳しかった記憶があります。
<<英作文の注意点>>
英作文では会話などとは違い、high levelな表現を用いる。
1.LatinateとAnglo-Saxon : 漢語とやまとことば
日本語とEnglishは単語のstyleが似ている。
日本語: 漢語(70%)+やまとことば(30%)
英語: Latinate (← Latin, French) (70%) + Anglo-Saxon (← Germanic) (30%)
日本語も英語も固有の文化と外来の文化という2つの文化のものからできている。やまとことばやAnglo-Saxonは日常的言葉であり、漢語やLatinateはhigh levelな言葉である。
食卓: きちんと整えられたもの。high level.
(Anglo-Saxon) sheep → [食卓へ行くと] → mutton ← de mouton (Latinate)
(やまとことば) うし → 牛肉 ← 牛 (漢語)
(やまとことば) めし → 御飯 ← 飯 (漢語)
以下のように訳せば90%あっている。
やまとことば → Anglo-Saxon
漢語 → Latinate
<例>
(やまとことば)前に → (Anglo-Saxon) before
(漢語) 以前に → (Latinate) previously
(漢語)文人 → litarati (Latinate)
<例外の例>
(漢語)本 → book (Anglo-Saxon)