株か為替の信用取引を始めたいと思っていたところに外国為替保証金取引入門セミナー(経団連ビル 大手町)の案内を目にしました。ウェブサイトのネタのひとつにでもなればいいかと軽い気持ちで行って参りました。
2時間のセミナーでケーキ、コーヒー&おみやげ(マウスパッドと野球選手の団扇)付き、話も分かりやすく為替取引のことがよりよく理解できたように思いま す。なかなかよかったです。リスク面も丁寧に説明されてました。出席者は老若男女いろいろで40人弱くらいだったでしょうか。
印象に残った外為保証金取引の特徴
(1)外貨預金、外貨MMFなどの他の外貨建て金融商品に比べ取引コストが安い
外貨MMFを10,000ドル持つより、保証金取引で10,000ドルのポジションを持つほうが低コスト。外貨買いポジションの長期保有で金利相当金額の蓄積も可能。
(2)売りポジションからの取引
別の外貨資産を保有したままで為替リスク回避。(もっともそんな大層な外貨資産などもっていないが。)
(3)外国為替証拠金取引を規制する法律や監督官庁は存在しない
当事者同士の契約。証券取引より、ずっと取り扱い業者の信用リスクが大きい。大手証券会社主催だけあってここは強調していました。
為替リスクはリスクをとったからといって必ずしも期待リターンは上昇しない性質のもの、とよく聞きます。当初ギャンブル気分で趣味としてこの取引を始めようかと思ったのですが、話を聞いてすでに持っている外貨MMFをこちらに置換えてみてもいいなと思いました。
しかし、ただでさえ減らそうとしている金融関連口座をまたひとつ増やすのはいやだし、いざ口座を開いたらきっと毎日のように為替チェックしてデイトレードに興じてしまう自分が見えたので、当面取引開始はおあずけにすることにしました。